幸せを呼ぶ認知症 ~認知症の父との会話メモより~

認知症だった父の言葉です。どんなにパニック状態でも話していると次第に落ち着き、これからの人(祐子さん)に向け、愛と情熱をこめ話してくれました。それらの言葉は忘れてはいけないと思い数冊のノートや紙切れに記録しています。認知症は大変だけれど、不幸ではない。これらの言葉があなたの人生の助けになりますように…

2020-01-01から1年間の記事一覧

まだまだこれからじゃけん( 認知症の父との会話メモ~2015年5月~)

帰省時に 駅まで送ってくれると言う 帰りの時間を心配して けれども、覚えていられないので 1分おきに母に 「今、何時ぞ」 と、きいていました。 不安と不穏で一杯の中、父が言った言葉たちです ーーーーーーー やる人間ということは分かる まだまだこれから…

嬉しいよ( 認知症の父との会話メモ~2015年6月24日~)

ひとりやったら孤独感出てくる 横にばあさん(母)でもおったら全然違う 食事やってもらうだけでありがたい 祐子がこんなに話してくれるから 元気が出るから 嬉しいよ 祐子ががんばっとることも 嬉しいよ それが自分の励ましになる 祐子がおってくれることが…

つつじとお弁当( 認知症の父との会話メモ~2015年5月1日~)

5月1日 2014年末頃の父の様子はこちら -------- 冨士山 つつじ タクシー 中 弁当 ------- この日は短く、しかも、単語だけ 余程、調子が悪かったんだと思います かろうじて、言葉を紡いだのかな 冨士山というのは 5月になるとつつじがきれいで 母とタクシー…

大丈夫もある(認知症の父との会話メモ~2015年4月26日~)

2014年末頃の父の様子はこちら -------- ちょこちょこ散歩に行ったりした。 時々腰が痛くなる 大丈夫もある ---------- このようにメモが短い時は父の調子が悪い時です もの盗られ妄想や不平や不満やマイナスのエネルギーで満ち満ちている時 それでも、ただ…