幸せを呼ぶ認知症 ~認知症の父との会話メモより~

認知症だった父の言葉です。どんなにパニック状態でも話していると次第に落ち着き、これからの人(祐子さん)に向け、愛と情熱をこめ話してくれました。それらの言葉は忘れてはいけないと思い数冊のノートや紙切れに記録しています。認知症は大変だけれど、不幸ではない。これらの言葉があなたの人生の助けになりますように…

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

認知症の父との会話メモ (2014年11月某日④)

この頃の父の様子はこちら 祐子の電話待ちよった 祐子の方がえらいよ 時々、祐子が小さい頃 来たことがある。 (幼い頃は大洲にはいなかったので、記憶が混濁している) 楽しく遊んだんを思い出す ここにおる人(母のこと)と一緒にくらしよるんよ (母を認識でき…

認知症の父との会話メモ (2014年11月某日③)

この頃の父の様子はこちら ああ、祐子かぁ マッサージ リハビリいれて、どの分がどうじゃでやりよる ただ足をもむだけじゃなくて、コツがあるんよ そういうリハビリに行きよるけん、そこで教えてもらうだけよ (この頃、週に一度、デイサービスセンターに通っ…

認知症の父との会話メモ (2014年11月某日②)

この頃の父の様子はこちら 自分がしっかりしとるしかない 祐子も仲間がおるんじゃけんええんじゃない? 仲間もわんわんおるわけじゃない 自分もしっかりせんといけんけど、全部がんばることはできんけん 仲間つくるのが一歩 難しい世の中やからまずは自分の…

認知症の父との会話メモ (2014年11月某日①)

この頃の父の様子はこちら 声が素晴らしい 私「声はきれいって言われるんよ」 その通りじゃ 私「癒される声と言われることもあるよ」 さわやかな声 えーことじゃ 色んなことで慌てたり、落ち込んだりする おうちでごちそう食べよる 気分転換にはちょうどいい…

認知症の父との会話メモ (2014年11月12日)

この頃の父の様子はこちら 2014年11月12日 ごはん食べるって座ったとこ 豆腐、マグロの刺身、サラダ、ごはん、二人で努力してやりよる 色々細かなおかずになるように買って ひまわり(デイサービスセンター)では、リハビリをしてくれる職員に教え子がいる 普…