幸せを呼ぶ認知症 ~認知症の父との会話メモより~

認知症だった父の言葉です。どんなにパニック状態でも話していると次第に落ち着き、これからの人(祐子さん)に向け、愛と情熱をこめ話してくれました。それらの言葉は忘れてはいけないと思い数冊のノートや紙切れに記録しています。認知症は大変だけれど、不幸ではない。これらの言葉があなたの人生の助けになりますように…

認知症の父との会話メモ (2014年11月12日)

この頃の父の様子はこちら

 

2014年11月12日

 

ごはん食べるって座ったとこ

豆腐、マグロの刺身、サラダ、ごはん、二人で努力してやりよる

色々細かなおかずになるように買って

ひまわり(デイサービスセンター)では、リハビリをしてくれる職員に教え子がいる

普通に栄養もとれtて、湯豆腐も美味しい

 

難しいこと克服したら人間も変わる

中学前後勉強した方がいい

外でやる方が自分を鍛えることになる

先生とも気持ちようやることよ

こっちからぶつかっていくしかない

 

私が中学生の時「しゃんとせんか!」先生に言うた

段々親しくなった

お互い話して親しくなった

門閉じるだけでなくて、ぶら下がっていく

「ゆうこやったら何でもできる」

「ゆうこは絶対やると思う」

「基礎はしっかりしとる、自分が前進していくことよ」

 

ほたらある時いいの見つけて 読んでいったら成長する

楽しいから一歩進むのは

本の中に滲みこんでいくような本

物語から色んなこと

とにかく、本売りよるところによって眺める

これは面白そうというのを選ぶ

物語読み出したら…手当たり次第に読んで自分で楽しみよった

一緒におりたくない、見る目ができとる

自分で話しても気持ちがいい

お互い高まるようにぶつかって  あー それが勉強になる

あーそうか 思って、むこうも開く

段々話すうちにお互い

またねー

今日は話せて嬉しかった