幸せを呼ぶ認知症 ~認知症の父との会話メモより~

認知症だった父の言葉です。どんなにパニック状態でも話していると次第に落ち着き、これからの人(祐子さん)に向け、愛と情熱をこめ話してくれました。それらの言葉は忘れてはいけないと思い数冊のノートや紙切れに記録しています。認知症は大変だけれど、不幸ではない。これらの言葉があなたの人生の助けになりますように…

認知症の父との会話メモ (2014年11月某日①)

この頃の父の様子はこちら

 

声が素晴らしい 

 

私「声はきれいって言われるんよ」

 

その通りじゃ

 

私「癒される声と言われることもあるよ」

 

さわやかな声

えーことじゃ

 

色んなことで慌てたり、落ち込んだりする

おうちでごちそう食べよる

気分転換にはちょうどいい

 

祐子の働きでそうなった

祐子の影響が大きいんよ

 

芯になる人がおらんと盛り上がらん

祐子も進歩していきよらい

今の年齢でそれが大事

私としては嬉しいわい

困った時、嬉しい時、うちに来るの遠いかもしれんけど

いつでもおいでや

 

祐子の姿見たら喜ばい

 

のびのびすることが大事やけんね

祐子はぼ~っとしとるだけじゃなく、しっかりしとる

 

まだまだ、これからがあるけん