幸せを呼ぶ認知症 ~認知症の父との会話メモより~

認知症だった父の言葉です。どんなにパニック状態でも話していると次第に落ち着き、これからの人(祐子さん)に向け、愛と情熱をこめ話してくれました。それらの言葉は忘れてはいけないと思い数冊のノートや紙切れに記録しています。認知症は大変だけれど、不幸ではない。これらの言葉があなたの人生の助けになりますように…

バラバラでも美しいものは美しい(認知症の父との会話メモ~2015年4月7日~)

 2014年末頃の父の様子はこちら

 

(「お父さん元気?」という私の問いかけに対し)

祐子の元気な声が聞こえとるけんのー

 

朝、夕暮れ  感じたり

 

それなりにそれぞれあるけん

 

まだまだ「み」

(メモはここで止まっていますが、父は「未来があるけん」

と言ったように記憶しています。

思わず、手が止まり、「み」という文字を▢でかこっていました)

 

バラバラでも美しいものは美しい

 

真っ盛りじゃなくても

綺麗な時は多い

 

さあ、どうかなぁ

気分的にええ

 

 

 

  

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父とよく散歩した 故郷の風景