幸せを呼ぶ認知症 ~認知症の父との会話メモより~

認知症だった父の言葉です。どんなにパニック状態でも話していると次第に落ち着き、これからの人(祐子さん)に向け、愛と情熱をこめ話してくれました。それらの言葉は忘れてはいけないと思い数冊のノートや紙切れに記録しています。認知症は大変だけれど、不幸ではない。これらの言葉があなたの人生の助けになりますように…

一番嬉しかったんは…(認知症の父との会話メモ~2015年3月26日~)

 2014年末頃の父の様子はこちら

 

「ボケ」というように

認知症になると感情も鈍化するのかと思っていたのですが、

むしろ感情が純化されみずみずしくなっていて驚きました。

 

電話はもうかかってこないけど、

花が揺れてこぼれおちるような父の言葉から、

ひだまりのような暖かさを感じます。

 

【1番嬉しかったんは…】

 

散歩行った

 

一番嬉しかったんは 花が咲いとる

 

黄色い花

 

桜もつぼみがふくらんどる

 

春、咲く前になったら 電話するからね

 

今日は暖かかった

今日は散歩にでた

 

 

 

 

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