幸せを呼ぶ認知症 ~認知症の父との会話メモより~

認知症だった父の言葉です。どんなにパニック状態でも話していると次第に落ち着き、これからの人(祐子さん)に向け、愛と情熱をこめ話してくれました。それらの言葉は忘れてはいけないと思い数冊のノートや紙切れに記録しています。認知症は大変だけれど、不幸ではない。これらの言葉があなたの人生の助けになりますように…

認知症の父との会話メモ (2014年12月12日➄)

 

この頃の父の様子はこちら

 

 何かしようとする気分があるのがいい

 

中学校終わる頃劇をした

やる気になって 幕が開いたら 一生懸命

やったー!気持ちになった

 

それって二人にとってもいいんじゃない?

(娘が高校で演劇をしていて、県の虐待防止演劇に出演していて、その話をした記憶があります)

それをすることに勉強になる

気分転換にもなる

 

べたべたせんけど信頼できるのが一番

(娘との関係性のことだと思います)

 

祐子じゃったら何でもやり遂げることができる

能力もあるし 自分にとって楽しくやることが成長すること

いい人と繋がることが成長することよ

 

(祐子とは)色んなこと話せる

 

色々見よったら 調べることあったら 言葉を入れたら

色んな勉強 話し合いしたり 聞いたりして自分の刺激にもなるし

それ大事なことよ

若い間はそれができるぜ

色んな人の話を聞いてみるのもいい

 

自分と意見のあう人とグループ作って勉強しよった

話の中でだんだん成長していかい

 

本を読むこともそうじゃ

「ああそうかあー」 励まされた

 

自分で進んでいこうとしている

成長したい想いはある

 

ぶつかっていかんといけん

くしゃっとなることもあるが まだやるのが若い時代

 

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